ギガマインとは?

バルドシリーズにはそんなに入れ込んでないけども…

戯画の『閃鋼のクラリアス』がちょっと気になってます。

バルドシリーズと同様に2Dアクションパートがあって、多少興味を惹かれるんですが、
原画担当が個人的に苦手な絵を描く鈴平ひろなんですよねー…

まあバルドも絵が好みってわけではなかったですが…

レビューをさらっと見るとクラリアスは2Dアクションパートもイマイチなら、
ADVでは肝心なストーリーもなろう系作家未満とか言われてる始末で、
バルド系譜のこれもギガマインになったのか…ってなりました。

苦手な絵でエロ絵描かれてもうーんってなるだけだし、やっぱなしですね…


音楽にしろ物語にしろゲームにしろ、優秀な作家って基本的に、
最低でもそのジャンルに対して造詣がめちゃ深いんですよ。
ジャンル内のいろんなことを自分で見聞きして取り込んでる。

造詣が深いと色々な作品のいいところわるいところを消化して、
自分の作品のブラッシュアップに生かせるので凡作にはなりにくい。

戯画といわず同人作家にも非常に多いんですけど、作るのが好きで傾倒して、
広く造詣を深めることをしない人がなんと多いことか…

そういう人が技術だけそこそこ磨いてプロとしてモノづくりしだす時代なので、
世の中には微妙な作品が溢れかえるんですよね…嘆かわしい。

ギガマインを量産してる戯画やその他のパッとしないメーカーは、
多分そういうにわかプロをいっぱい抱えてるんじゃないでしょうかね。
外注するにしても担当のお眼鏡が曇ってると発注先がイマイチになりますし。

日本のゲームソフトメーカーの多くは仕事中にゲームするのはサボり扱いですから、
仕事人間がえらいみたいな風潮が消えない限り、日本から傑作はめったに出ないでしょうね。

日本人は仕事熱心みたいな評価が今でもあるけど、
正直今の時代、仕事熱心よりサボるのが上手い人のほうが優秀な気がします。

つまり日本人は基本的に落ちこぼれということに。

唯一世界に通用してるオタク系コンテンツでも日本が敗退する日も近い。