チーム次第ですが基本的に末路より上だと思います。
先日3枚抜きしたときにゲットした無工の剣ですが、北斗さんに持ってもらってます。
これ並べてみたらわかる通り、末路と基礎スペック同じなんですよね。
特殊効果部分も、末路が常時攻撃力+20%に対して、
無工が5回攻撃を当てたら+20%と同等になってます。
違いは、30秒強あたり12秒間は末路の攻撃力がさらに+40%であるのに対して、
無工はシールド中の攻撃力+20%と、シールド強度+20%というところ。
武器概要欄の数字しか見てない人達(主にWikiのコメント)にとっては、
単純に攻撃力が20%高い末路があれば、無工は下位互換でゴミって認識みたいですが、
個人的には全くそうは思わず、ソロだとむしろ無工が末路の上位とすら思いますね。
理由は末路の追加効果の発動頻度が一番大きいです。
以前、松陰と末路の比較したときにも書きましたが、
最高に末路有利に見積もっても戦闘時間の40%しか攻撃力+40%が発動しないんですね。
これを戦闘時間全体で考えると常時+16%相当になります。
そもそも発動条件が「HP30%未満の敵を殴ったとき」なので、
上の末路有利の条件をそのまま達成することはまず100%無理と言っていいですね。
一方で無工のほうはシールド維持さえすれば常時+20%なので、
バフ5重の起動時間を考えても戦闘時間の90%ほどは効果を享受できるといえます。
もうこの時点で末路のほうがイマイチなんですけど、無工には追加でシールド強化付き。
このシールド強化がまた強力でして、
うちの北斗さん(HP21000・天賦11)でLV94アンドリアスを相手にすると、
カウンターをとってもダメージ受けていたところ無工を持ってからは耐えるように。
これは実際にシールド強化の恩恵を体感した人じゃないとわかりづらいところですね。
ちなみに北斗さんはC1効果で自前でシールドを張れる上に、
カウンターの切り払い部分もシールド中扱いのため攻撃力アップが乗ります。
北斗さん単体でも戦闘時間の半分くらいはシールドを張れる感じです。
なのでマルチプレイでもシールド関連の効果は腐らず発揮できます。
もちろんソロプレイで外部にシールドキャラ(先生など)を用意すれば、
常時シールド関連効果を発揮できるのでより強力に。
ただ末路にも利点はあって、マルチプレイだと他の3人にも、
+40%もの攻撃力アップを配れる点が優れていると思います。
しかし末路は死にかけの敵を殴らないと効果が出ないので、
味方の与ダメージアップを考えても無工の上位とは言いづらい。
まあよくて同等といったところでしょうか。
無工の剣のほうが明確に負けているのはデザインくらいですかね。
デザインそのものは好きですが、装飾がごつすぎて手や腕にめり込む…
原神は火力バランスがすごく練られていると思います。
巷では新装備が出るたびに数字に振り回されてインフレだの騒がれますが、
実際にExcelなどでダメージ出力を考えたり計算したりすると、
同等クオリティの装備は横並びになってるのがわかります。
ゴミゴミいわれる天空剣や、物干し竿やらつまようじやら言われる天空槍ですら、
使いどころを間違えなければ総合的に見たとき十分に強いと思いますね。
この1年間のアップデートでバランスが全く傾いていないのはすごいですよ。
祈願を回してもらうために武器の魅力をアピールするのもうまいですね。
実際のDPSは既存装備と変わらないのに、より強いと錯覚させるのが上手。
中国のゲーム情勢がなにやらきな臭いので、ミホヨもどう変わるかわかりませんが、
原神は珍しく刺さった出来のいいゲームなので長く付き合いたいものです。