いちおうそれっぽくはなった気がするよ!
何年か前、バ美肉マグロナおじさんを見て自分でもやりたい!って思ったときに、
その時点の情報でオススメされてた、いろいろな変声ソフト試したんですけど、
地声がすごく低いイケボ()なのでどれも不自然でイマイチでした。
猿ちぃで仮想デバイスにVSTプラグイン出力をルーティングするややこしい手法とか。
以来バ美肉はあきらめて慎ましく生きていこうと思ったのです。
ところが先日、唐突にバ美肉(仮)したので、改めて声も欲しいと思い、
封印していたマイクも引っ張り出して、ここ数日いろいろ試してました。
今現在の情報を整理すると以前はなかったソフトが増えてて、
これは試す価値ありと判断したのでちょっとだけ投資してみました。
結論としては軽く高い声を出せばそれらしい美声を得られたと思います。
まず変声ツールですけど、バ美肉マグロナおじさんが開発のきっかけという、
まさにバ美声用のツールであるGachikoeというツールをゲットしてみました。
このツール、処理を掛ける部分の周波数を制限できるため、
単体で声以外を変化させずピッチシフトができるのがまず優秀。
そして具体的な効果は自分ではわからないのですが、
声の周波数に合わせてフォルマントシフト量を変えれるのが特徴です。
ところで使っているのがノイズの多い小さなマイクなのですが、
ノイズが多い状態だとさすがにきれいな変換はできないようなんですよね。
ノイズフィルターやノイズゲートを使ってあーだこーだしてみたものの、
どうにも声にもノイズが乗ってしまいかなり聞きづらかったのですが、
さらにいろいろ調べてるとRTX Voiceなるノイズキャンセラーの存在を発見。
公式を見てみると現在はNVIDIA Broadcastというツールに統合されてるそうなので、
さっそくインストールしてテストしてみました。
インストールすると仮想マイクデバイスがインストールされて、
実マイクにノイズキャンセルを掛けた音が仮想マイクに流される感じになってました。
どうやらDiscordなどのチャットソフトでも使用できるよう。
肝心の効果のほどは、AIによるノイズ除去といううたい文句のとおり、
ホワイトノイズはもちろん、キーボードの打鍵音やマウスのクリック音すら消えて感動しました!
これを通せば雑なノイズフィルターはいらないんじゃない?いらないね!
これら2つのツールのおかげで一気にバ美声としてそれらしくなりましたよ。
残る問題は話し方ですね…
男声→女声の場合は抑揚を大げさにするのがいいそうですが、
どうにも棒読みな話し方をしちゃって違和感がすごいです…
それにワタクシとんでもない音痴なので音程が安定しないのも不安定さを引き立てますね。
あとOBSを再起動するとGachikoeのVSTプラグインの設定が壊れる?のも大変。
いちいち全設定を調整しなおさないとすごいノイズ声になってしまう。
これはGachikoeがもう開発停止してるように見えるので治らないかも。
自分の声をモニターしてもいいなら独立アプリ版は安定動作してるので、
それを使えばいいんですけど、自分の声を聞きたくない場合は、
OBSに不安定なVSTプラグイン版をロードする形になって上記の問題が露呈してしまう。
極めつけがマイクの集音性能が弱くて、会議用とかいう売り文句の設置式マイクなのに、
マイクから5cmも離れたらもう声入んない欠陥品なのが最悪です。まるでヘッドセットのブームマイクレベル…
余裕ができたら評判のいいAT2020などの大きなマイクを試してみたいと思います…